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記述式採点の使い方

スキャン画像から採点領域を指定し、記述式の答案を効率的に採点するモードです。
座標ファイルは不要で、スキャン画像だけで始められます。


ワークフロー概要

スキャン画像読込 → 画像準備 → 採点領域の設定 → 問題ごとに採点 → 結果出力

1. スキャン画像の準備

記述式採点モードでは、Mark2 座標ファイルは不要です。必要なのはスキャン画像のみです。

必要なもの 説明
スキャン画像 答案をスキャンした JPEG / PNG / PDF。1 枚の画像 = 1 人分の答案 です

スキャン時のポイント

  • 解像度は 200〜300 dpi がおすすめです
  • コーナーマーカーがある場合は、傾き補正が自動で行われます
  • 普通のコピー機の「スキャン → フォルダ保存」機能で十分です

ファイル名が生徒名になります

ファイル名がそのまま集計シートの「生徒ID」として使われます。
01_山田太郎.jpg02_鈴木花子.jpg のように、生徒名を含めたファイル名にしておくと便利です。


2. メイン画面の操作

モード選択で 「記述式採点」 を選ぶと、記述式専用のメイン画面が開きます。
画面上のボタンを 上から順に 操作してください。

  1. 「フォルダ選択」 ボタンを押して、スキャン画像が保存されているフォルダを選択します
    (PDF ファイルの場合は 「PDF 選択」 を使います)
  2. 「▶ 画像準備」 ボタンを押します — 画像の前処理が行われます
  3. 「⚙ 記述問題設定」 ボタンを押すと、統合セットアップ画面が開きます

記述式メイン画面 記述式採点モードのメイン画面


3. 採点領域の設定

統合セットアップ画面で、答案画像上の各設問の解答エリアをマウスドラッグで指定します。

  1. 左側 に答案画像が表示されます。採点したい記述欄の範囲を マウスでドラッグ すると、赤い矩形が表示されます
  2. ドラッグを離すと、右側 のテーブルに新しい行が自動的に追加されます
  3. テーブル上で 問題名・配点・観点 をダブルクリックして直接編集できます
  4. 複数の記述問題がある場合は、手順 1〜3 を繰り返してすべての問題領域を追加してください
  5. すべての領域を設定したら 「OK」 ボタンで確定します

統合セットアップ 記述問題の統合セットアップ画面 — 左で領域をドラッグ、右のテーブルで一括編集


4. 採点方法

メイン画面の 「✏ 記述採点」 ボタンを押すと、問題一覧画面が開きます。
画面上部のプルダウンで 採点モード(「1枚ずつ」か「一覧(グリッド)」)を選んでから、
採点したい問題の 「採点」 ボタンをクリックすると、採点ウィンドウが開きます。

おすすめの使い分け

  • 1枚ずつモード: 答案を拡大して見ながら、丁寧に採点したいとき
  • グリッド一覧モード: 同じ問題の全生徒の解答を一度に見て、素早く採点したいとき

1枚ずつ採点モード

設問ごとに切り出した解答エリアを 1 人ずつ拡大表示し、採点します。

得点の入力方法

方法 操作 備考
○ / × ボタン 画面上部の「○ 正解」「× 不正解」ボタンをクリック ○ で満点、× で 0 点
ショートカットキー m → ○(満点)、b → ×(0点) 最も素早い方法
数字キー 0{配点} をキーボードで直接入力 配点が 9 点以下の場合のみ。部分点はこの方法で入力
数値入力欄 数値を入力して Enter 配点が 10 点以上の場合に表示される入力欄

部分点の入力

部分点(例: 5 点配点で 3 点)は、数字キーで直接得点を入力してください。入力すると自動的に次の答案に進みます。

その他のキーボード操作

キー 操作
前後の答案に移動
Tab 次の未採点答案にジャンプ
Del / BackSpace 得点をクリア

1枚ずつ採点 設問単位の採点画面 — 解答エリアを拡大表示

グリッド一覧モード

全生徒の同じ問題をサムネイル一覧で表示し、素早く採点できます。大量の答案をまとめて処理したいときに便利です。

操作手順

  1. 画面下部の得点ボタン(0〜配点)で、これから付ける得点を選択する
  2. サムネイルをクリックすると、選択中の得点がその答案に付与される
  3. 次のサムネイルをクリック → 繰り返し

おすすめの使い方

並べ替え機能で 「画像の白さ順」 にソートすると、白紙・空欄の答案が先頭に集まります。まず空欄を一括で 0 点にしてから、残りを採点していくと効率的です。

並べ替え機能

並べ替え 内容
ファイル名順 デフォルトの表示順
得点 昇順 / 降順 得点でソート
画像の白さ順 平均輝度でソート(空欄を見つけやすい)

グリッドモード グリッド一覧モード — 全生徒の解答を一覧表示


5. 描画設定

記述式採点用の描画設定では、○×△マークの表示や得点テキストのスタイルをカスタマイズできます。

描画設定(記述式) 記述式採点の描画設定

○×△ の自動判定

採点結果の画像出力では、得点に応じて自動的にマークが決まります。満点 → ○、0 点 → ×、それ以外 → △ として描画されます。


6. 結果の出力

採点が完了したら、メイン画面で以下の操作を行います。

  1. 「📐 合計点位置設定」 — 合計点を答案画像のどこに印字するかを指定します
  2. 「▶ 採点済み答案を生成」 — 得点が描画された画像を出力します
  3. (任意) 「氏名画像を集計シートに表示する」 にチェック → 氏名欄の位置を選択
  4. 「▶ 集計実行」 — 成績サマリーを Excel に出力します

すべての出力ファイルは、スキャン画像フォルダの中_saiten_grading_results/ フォルダに保存されます。

あなたのスキャン画像フォルダ/
├── 01_山田太郎.jpg, 02_鈴木花子.jpg, …
└── _saiten_grading_results/
    ├── 01_Results/                ← 採点設定データ
    ├── 02_Graded_Detail/          ← 採点済み答案画像(○×△マーク・得点付き)
    └── 03_Final_Report/           ← 生徒別成績サマリー Excel、試験統計 Excel